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紅白、あまちゃん、半沢直樹からテレビの行く先を考えてみる

木曜日, 1月 02, 2014
紅白視聴率44% 3年連続年間1位

ほっと胸をなでおろすNHKの社員達......といった感じだろうか。
このニュースと何点かの時事ネタを含めて今思うテレビの行く先を考えてみたい。

半沢直樹、あまちゃん、そして紅白これらに共通しているのはソーシャルでバズったこと。もちろん先にヒットした二つのドラマはネットがバズったことだけで高視聴率が取れたわけじゃない。
あくまで良質なコンテンツが視聴率をとる。そしてネットのアミが普段はテレビをみない層までもすくいとるようなイメージ。ぼくは見てないけど、あまちゃんなんかは中高年の男性なんかにも人気だそうで。

昔、語られた放送(テレビ)と通信(インターネット)の融合は実はこのような形で進むのかとも感じたけど、これが悪い方に進みテレビ局側がSNSをバズらせることにこなれたとするときっと、

アテンションを集める>>>>>>良質な番組を作る

と視聴率至上主義に民法が走ってきたことに似たような状況がネット業界をも巻き込んで繰り返してしまうかもしれない。っというか既になりつつある?
だからそういう融合だけでテレビ業界の凋落は解決しないのだ。テレビ局が良質なコンテンツを一定の感覚でサスティナブルに届けていく為にはどうしてもカネがかかる。TBSの利益のほとんどが不動産収入だなんて知る人は少ないと思うがどうだろうか。

そんな中でも最近テレビ見ていると、面白い取り組みをおこなっている局もちらほらある。
それは民法に比べるとスポンサーにたよらない月額課金(サブスクリプション)モデルのWOWOWや公共放送であるNHKである。それらの局はニュース番組やその他の番組にもITを活用したものも多くて新たな支持層を開拓している。この流れが間違いなく民法にも及んでくるし及ばざるを得ない。

2013年の米ネット広告売上高、テレビを上回る可能性 初めて400億ドルを突破する見込み

YoutubeやSNSなどと時間を奪いあう競争をして、そこに溶けこむようにテレビがコンテンツとしてネットレイヤーの上に乗らざるを得ないという流れである。その流れは加速していくしあらゆる壁がなくなっていく感覚は痛快だ。

...と、ぼくが予想するテレビ業界の行く先でした。

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