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東京滞在記三日目 - 代官山蔦屋書店〜幕張メッセ「ニコニコ超会議2」完結編

木曜日, 5月 16, 2013
暫く期間を開けてしまいましたが、東京滞在記三日目完結編を書いてみようと思います。
三日目は前から行きたかった代官山蔦屋書店〜今回の旅行の主目的であるニコニコ超会議2です。
公式サイトより
東京滞在記一日目 - 新宿〜六本木〜西麻布「わだや」編
東京滞在記二日目 - 三鷹の森ジブリ美術館〜日本科学未来館〜五反田「ゲンロンカフェ」編

2013/04/27 6:19:46

起床。仕事でもこんなに早く起きねーよ。けど気分は意外に爽快。シャワーを浴びてコーヒーを飲み、昨日後半で寝落ちしてしまった朝生の様子をTwitterでチェックする。ひろゆき怒ってるな。「突っ込んだ意見を言えないのなら若手論客なんていらない」だって。そりゃそうだけど、皆ポジティブで中々普段と違う雰囲気でよかったと思うけど。

2013/04/27 7:18:04

シャトルバスがないので、タクシーにて新宿駅まで。妻はタクシーに乗り込んで寝ぼけていたのか「渋谷駅まで!」と言っていたので焦って「新宿駅です新宿!」と言い直す。疲れているのだろうか。ま、いっか。

代官山、蔦屋書店


2013/04/27 8:04:30

代官山 蔦屋書店着。けど、その前に朝食。蔦屋の横にあるIVY PLACEでクラシックミルクパンケーキとスープを注文。





このパンケーキは三重になっていてボリューム満点なのだが控えめかつ上品な味。店もここら辺一体を象徴しているかのような作り。セレブ感の中に俺ら田舎ものが居ていいのか分からない。ま、いっか。スープも具沢山で満足。


2013/04/27 10:00:27
そしてついに潜入。非常に楽しいひととき。雰囲気は先月初頭に佐賀に出来武雄市図書館がモデルにしただけあり、あそこに似ている。が、図書館はあくまで図書館であり、より同時代性に富んだ本が揃っているのはこちらに分がある。
決して網羅主義ではないのだけど、中々面白いチョイスの本を目に付く所に置いているし、今年上梓された鈴木健 氏の「なめらかな社会とその敵」の横に「開かれた社会とその敵」をさりげなく置いていたりするがこちらは1980年の本で何処でも置いている訳ではないので凄いと思った。僕は他の地方を知らないので地元の範囲でしか語れないけど、この点では北九州最大の喜久屋書店とも全く違うし、より網羅されている福岡の紀伊国屋書店とは対に位置すると思う本屋だった。本の選び方、置き方についてはその本屋の方針やニーズやしたいことなどが分かって面白いポイントである。
とは言ってものの、予定がある為滞在時間は1時間強程度だった。時間が足りない。近くに住んで足繁く通いたいと思わせる所だ。
結局本は4冊購入。内容は、この世で一番おもしろいマクロ経済学鳥類学者 無謀にも恐竜を語る図説古代仕事大全なめらかな社会とその敵  である。
けど、後ろの2冊だけでも7000円強である。財布に厳しい。

僕はバックというものを基本的に持っていないので、妻所有の小さめのボストンバッグを借りて旅行に来た訳だけど、既に科学未来館で買った土産とかゲンロンカフェで買った本、東京に行くからもし著者に会えたらサインしてもらおうと持って来た本などで、既にパンパン状態。

そして代官山駅から、幕張メッセへ向かう。Twitterで #chokaigi をチェックすると結構、混雑してる模様。帰りは大丈夫かなと不安がよぎる。
ここから電車の中で、既に始まっているニコ生を電車の中で観ながら盛り上がっていたのでログを忘れてしまったので記憶をたよりに。
幕張についてビビるのは凄い人である。併設してあるプラレール展も意外に人が来ていてそれが会場につく手前から既にカオス状態。
記念撮影や、幕張メッセから羽田まで直通のバスがあることを発見して時刻表などを写メして列に並ぶ。
先が長い…結局ここから約1時間くらいで会場に入った。

幕張メッセ、ニコニコ超会議2


2013/04/27 12:35:15
著名人各位からの贈呈の花が凄い。多種多様。まさにカオス。

最初に言ったのは超ゲンロンコロシアム。ドワンゴ取締役の夏野剛さんをいきなり発見。ちとビビる。

しかし、政治家が多い回なので話が予定調和で面白くなくて離脱〜周辺をブラブラする。
そして、日本郵政のブースでパンパンになったボストンバッグを持ち歩くのに疲れた為に郵送の手続き。明日には届くんだって。へぇ。
超!踊ってみたのブースすげぇ。普段はネット側で全然関係ない人達が集まって一緒に踊っていて、自宅で個別練習していきなり本番のマスゲームとでも言えば伝わるだろうか。この一体感に感動。観てる人達も楽しそうだ。いいね〜!

2013/04/27 13:12:40
ボカロのDJブースが超盛り上がっているのを見ながら、超フードコートでホリエモン弁当としげる亭特製カレーを食べる。堀江さんの獄中記「刑務所なう」で出て来たメンチカツや麦飯を食いながら追体験した気分に浸る。がメンチカツはウマいし刑務所もそこまで悪くないのではと思ったりもするけど。



しげる亭特製カレーは普通でした。お盆の上に5皿乗っていてその全てがライスというカオスなメニュー「ライス定食」などもあるがそんなの食う奴いるのかよ(笑)っと微笑ましい気分になる。が意外に人気みたい。まるで文化祭のようだ。

で、ニコニコ学会βブースに立ち寄り本を買おうか悩む。がせっかく荷物減らしたので断念。ってかこんなことやってるのか良く知らなかったので新鮮。

2013/04/27 14:16:25
超ゲンロンコロシアムに戻ると吉田豪さんや久田将義さん達のぶっちゃけ話をやっていた。創価学会の池田大作や久本雅美の話とか皆笑っていた。
そして、津田大介さんを発見。今回出会いたかった1人である。ブースに行って軽く挨拶。記念に津田さんの本Tweet&Shout を購入。握手&サインまでしてもらい感動。そそくさと席に戻る。5月7日にローンチされるハフィントンポスト日本版編集長の松浦さんとホリエモンが語るメディアについてや田原総一郎さんや都知事の猪瀬さん、ゲンロンの東浩紀さん、チャンネル桜の水島総さん、先述の津田さんの「ネットのジレンマ超討論!ネトウヨ・領土・ヘイトスピーチ」が面白かった。陰謀論のようなものを言っていた水島さんの意見を聞いて、猪瀬さんが「あなたはあなたの歴史を元に話しているのでそれで良いんだが、極端な意見を言ってる人の意見だけを自分に取り入れて自分の意見とする人はダメ」というニュアンス(僕にはそう感じられた。)のコメントが良かった!あんな人が都知事で羨ましいぞ東京。

この辺りでここ三日連続でiPhoneの充電が切れそうだ。それだけ酷使してるからなぁ。


さて、猪瀬さんの言うように、そういうリテラシーを高めない限り人は騙され続ける。騙されていることが幸せならそれも良いが、「騙された!」と後でいうなら先に色々学習した方が良いと思うのだ。色々な意見や知識を吸収して自分の意見として語れるようになればそれで良いのだと思う。借り物の言葉は他人には見透かされてしまうものなのだ。

そして、情報が入り超ゲンロンコロシアムを後にして、人の渋滞を避けようとしたが時既に遅し。
安倍首相が会場にやって来たのだ。もう意思とは関係ない方向に流され続ける。無常である。
で、なんとか流れ着いて別ルートから様々なブースを練り歩く。

ニコ動の動きに皆の思い思いをポストイットしていくのとかもコメント見るたびに笑いがでた。皆おもしれーぞ。
ひろゆきが生放送しているブース発見。が人気でかなり遠いので断念。
その後は在日米軍、自衛隊(一◯式戦車凄い!)を見たり、人のまったく居ない民主党ブースをみたり、ぶらぶら1時間くらい過ごして会場を後にする。

本当は別にエントリーを設けようかと思ったけど、この辺りでイベントの所感を書いておく。

ニコニコ超会議2所感


ニコニコ超会議はリアルとネットの戦争とドワンゴ会長のカワンゴは言っていたが、これは完全にニコニコ動画を体感する為の体験イベントなのである。別にゲームブースでゲームやっているだけも良し、踊ってみたあるいは歌ってみたで参加するもよしと楽しみ方は主催者側は敢えて言わずに点在させてあるのがポイントだと思った。進行も各ブースで完全に違うので、「これ見終わったらあれを見に行こう」と他のイベントで組めるように上手くいかない。それほど同時多発的にイベント発生。実に多様性に富んでいる。
しかし、このカオスさこそがニコニコ動画とテレビの違いでもあると思うし、ユニークな存在足らしめ本質だろうと思う。
各々のブースにある程度固定ファンがいるとはいえ、各ブースに人が流れて行く様は、さながらコメントが動画の上に流れているメタファーだと感じてしょうがないし、正面のブース(超ゲンロンコロシアム)のメインイベントが始まったのに横のブースが放送を止める訳ではなくそれぞれ生放送していて、メインイベントにヤジを飛ばしたり全然関係ない放送を続けたりして、その両方が目に耳に飛び込んでくるカオス体験は始めてで、新鮮かつ刺激的で最高だった。
二日目まで通しでみたかったし、ニコニコ超パーティーにも参加したかった。時が許せばまた来たいイベントである。
羽田に向かうバスの中で疲れたのか寝てしまう。

2013/04/27 18:58:59
羽田空港到着。土産屋で色々物色する。ウマそうなの結構あるよね。関係ない所でLagopasのボストンバッグが中々良いなと思ったり。

2013/04/27 22:51:14
北九州空港到着&荷物受け取り完了
機内でTweet&Shout 読了。ネットが出て来てから音楽業界がどう変化して来たのかから、時代の変化に視点を移して語っていたり、アジカンの後藤さんが始めたニュースメディアとか知らない話も出て来ていて、バランスが良いし冷静なのだけど、立ち位置が独特な津田さんがそのまま本になっていると思った。
バスで小倉に向かい三萩野で降りる。そしてタクシーで帰宅。
帰宅してから録画しておいた朝まで生テレビを見る。

振り返ってみる


濃縮された三日間だった。これを書いている今はすでにニコニコ超会議から三週間近くが経過しようとしている。
そして、明日僕は30歳を迎える訳だ。両親に感謝したい。
取りあえず両親とは、 MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL WORLD TOUR BY CIRQUE DU SOLEIL に今月末行く予定になっているので、それが楽しみだ。
30代では、やりたいことを全部やっていきたい。先は長いようで一瞬で終りそうで焦ってしまうから。
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