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堀江貴文再起動 - 書評 - 『0311再起動 君たちに東日本大震災後の世界を託す』 堀江貴文

水曜日, 3月 27, 2013
仮釈放を知ったのはやっぱりTwitterだった!

「保護観察なう」――堀江貴文氏、仮釈放 ニコ生に登場 - ITmedia ニュース 

いやあメルマガも購読を継続していたし、仮釈放の署名をした身としても嬉しい。
やっと出て来たし、もう出て来たともいえる。
早速、小飼弾さんもブログで取り上げている。

404 Blog Not Found:彼をいつまで「ホリエモン」と呼び続けるべきか - 紹介 - 刑務所なう 

これは味わい深い記事である。弾さんの堀江さんに対する思い入れが伺える好エントリーだと思いました。
そして、ニコ生の記者会見の内容の全文起こしもNAVERまとめに上がっている。流石はlivedoorといったところか。

堀江貴文氏が仮釈放、記者会見の様子を全文起こしでレポート - NAVER まとめ 

口調は丁寧であるが、深みも増していて、しかしあまり変わっていない感じも受け今後に期待が膨らむ内容だった。
何より関心したのは「犯罪を減らす為には再犯者を減らすこと」という言葉である。
普通の人でもひょんなきっかけで犯罪者になっているというのが堀江さんの実感であり、そんな人達がシャバに出て来た時に受け入れる体制に社会がなっていないから再犯が起こるというのは、懲役生活を得た堀江さんならではの意見だと思った。
そのような失敗したものでも再チャレンジ出来る社会を作っていく必要があるのは間違いない。
さて、そんな中で読みたい本は先日取り上げた「刑務所なう」も良いのだけど、今日の記者会見を見ながら思ったのはこちらの方。


0311再起動 君たちに東日本大震災後の世界を託す
  • 作者:堀江貴文
  • 出版社:徳間書店
  • 発売日: 2011-06-25
本書は収監五日後に発売された著作ではあるが、やけに丁寧に書かれた文面は堀江さんの本で2011年に出版された中でも異色であると思う。
収監前に書いているということは書いていたのは震災して直ぐに書いたのだと思う。
しかし、ここで書いてある復興特区構想などの内容は賛否はあれどたった震災からたった3ヶ月で東北の将来のビジョンまで示しているのが凄い。
この時被災地がどうすべきかまで触れているのは、大前研一氏の著、日本復興計画 Japan;The Road to Recoveryぐらいしかなかったので当時、新鮮だったことを覚えている。
震災から2年、収監から1年9ヶ月を踏まえて、当時の堀江さんの考えがどう変化したのかも聞いてみたいものだ。
お疲れさまでした。そして、おかえりなさい。



本人は意に介さずワインを堪能しているようで(笑)
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