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【前編】Amazonの快進撃

水曜日, 1月 16, 2013
Amazonは僕が思う将来もっとも有望な会社の一つである。
そんなAmazonの快進撃は止まることがない。
まず今日はAmazonの現状を確認することにしたい。


アメリカでは2007年から始めているKindleという名の電子書籍事業。
その5年遅れで昨年10月から日本に参入した訳だが既に日本で4割のシェアを占めていることである。

他にも日本の会社がやっている電子書籍事業は何社もあるのになぜなのか。

それはAmazonが既に今まで築いている決済アカウントのインフラを持っているからである。
今まで有料で物を購入していたサービスで有料の電子書籍を買うのは馴染みやすいということだ。
プラスαとしてワンクリックというシンプルさで、すぐに楽しめるということにAmazonは神経を注いでいる。


ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛

では有料の決済アカウントはAmazonだけか?
勿論NOだ。
むしろAppleという会社が先にいる。
「Googleだってそうだろう?Androidで有料アプリを売ってるじゃないか。」
でもそれは断じて違う。

Androidでダウンロードの97%は無料アプリ

それは上記の記事で書いてあるように、ダウンロードの17%が有料アプリのAppleと違い、たった3%しかないAndroidという事実がそれを裏付けている。
消費者はGoogleに直接お金を払ったことがないのだ。
音楽と映画いう有料だけで占められるコンテンツをコツコツ売ってきたAppleだから有料アプリを購入してくれるのである。

さぁそこでAmazonである。
Amazonはそもそもオンライン書店で世界最大であるし、昔からCDやDVDを売ってきた実績がある。
これを踏まえるとAmazonの次の手は予想出来ていた。

明日に続きます。




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